クマタカ遠征 飛べば連写しまくり
昨日の夜、撮影仲間から”クマタカに行こか”との連絡があり3人で遠征(ひとっ走り)した。猛禽撮影は、今年で7シーズン目となるオオワシと突発的な撮影を除いて、ミサゴ、イヌワシ、ハヤブサ、クマタカ、ハヤブサ、チュウヒ、オオタカとすべて昨年からである。猛禽は、撮影距離が遠く体が大きいため相対的な動きは遅く、連写性能は5コマ/秒あれば十分でレンズが500mmということもあり、主にトリミングで大きく出来るD800Eを使用してきた。V1が出た時に2.7倍が魅力で購入したが飛び物では使用できず、今年になってV3が発売され、V1に対するAFの速さに追従性の大幅進化を期待して購入。画像は一眼に比べ悪いがチュウヒ、ミサゴ、ハヤブサで大きく撮れるのを確認し、サブカメラとしては十分と評価していた。今日はメインでD800Eに500mm+1.4倍テレコンで撮影と思っていたが、クマタカの現れた場所が遠すぎ急遽V3で撮影した。結果はD800Eではまともに撮れなかったと思うので満足、20コマ/秒で1.4倍テレコンを使用して1890mmで飛び出しの撮影も行ったが、500mmf4でここまで撮れればOKとの判断を下した。今年のオオワシはV3をメイン、D800Eはサブで比較的近い時に綺麗に撮るため使用することになるだろう。V3はAF追従で20コマ/秒の撮影出来るので、遠いオオワシ(イヌワシ、クマタカも)でのD4の出番はなくなる。
幼鳥が何度か遠い場所に登場、動きは悪かったが飛ぶと撮りまくったので満足している。イヌワシの登場、鳶と思い猛禽に強いカメラマンが気づくまで誰もシャッターを押さず。早く気づいていれば、近くで撮れていたかも知れないと思うと残念。イヌワシ登場で警戒して出てきたのかクマタカ親も登場し初撮影。
十分整理出来ていないので、今日はテレコン無しの1350mm(500mm×2.7倍)、10コマ/秒出撮影した飛び出しを掲載。
到着後しばらく待って幼鳥登場、挨拶代わりの1枚
V3に500mmf4で1350mm、トリミングで3倍に拡大しているので4050mm相当
V3とINIKKOR70-300mm、810mmの手持ち撮影、ノートリ
トリミングで3倍に拡大、2430mm相当
レンズが軽いので手ブレは少ないもよう、レンズの解像度もよいのかな。距離は300m?、150mぐらいなら十分手持ちで撮影出来るだろう。ハヤブサで撮影している。
以下の画像(V3、500mmf4)もすべてトリミングで3倍に拡大
日が当たり明るくなる。今日は天候に関係なく空気が澄んでいて撮影条件としては良かった。
体を屈めて
糞を一発
直ぐに飛ぶだろうとシャッターを半押しで構えていると、的中でしばらくして飛び出した。
30連写以上、途中でボケたりしたが20枚は撮れていた。以下の画像は完全没までの連写画像すべて。途中でボケているが、私の腕でD4では距離が近くてもここまで追えない。
今日の距離での撮影結果としては大満足だった。一眼用の856にV3を使用すれば・・・・D4、D7000、500mmf4、70-200mmf2.8を下取りに出しても無理やろな、考えるのは止そう。
明日は、更に遠い距離に止まったクマタカの飛び出し、V3と500mmf4+1.4倍TC(1890mm)での20コマ/秒の画像を掲載予定。
撮影機材:V3、500mmf4(+1.4倍TC)/1NIKKOR70-300mm、三脚使用/手持ち撮影
撮影枚数:929枚
D800E、500mmf4+1.4倍TC、三脚使用 撮影枚数:102枚
移動:車 天気:曇り時々晴れ間
撮影経費:0円(次回遠出は当方の車)
| 固定リンク
「野鳥」カテゴリの記事
- チュウヒ2018ⅩⅨ ♀が途中で雲隠れ、♂は獲物を掴んで長時間飛ぶ(2018.04.25)
- ミサゴ遠征 その④ 飛翔(2018.04.24)
- 撮影休み ミサゴ遠征 その③ ホバと顔のドアップ(2018.04.23)
- ミサゴ遠征 その② 急降下と水面からの飛び出し(2018.04.23)
- ミサゴ遠征 飛び込む寸前を狙ったがD850のAFトロさに泣く(2018.04.22)
コメント