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2017年1月 5日 (木)

撮影休み・・・・過去のオオワシ撮影を振り返る

 オオワシ撮影丸9年、苦節9年の撮影を振り返ってみた。

オオワシを撮り始めた頃は、綺麗な画像が撮れずだったが、遠いオオワシとはこんなものかと、姿を見て撮れただけで満足していた。何度か行くと撮れた画像に満足出来なくなり、腕の未熟さも機材がカバーしてくれると信じ高額レンズに手が出る。同時に、どんな鳥でも同じだが綺麗に撮るため腕を磨くが、撮影の本など読んでも常識的なことしか書いておらず役に立たず、一人で考えても勘違いすることが多い。撮影中の暇な時間に撮影仲間と撮り方をあ~だこ~だと話をしながら、自分で試して適した撮り方をマスターするのが一番。人それぞれ自分の撮り方があるので、聞くと参考になる。

<最近の設定>
 ・モードM、1点測光、ISO固定、絞り解放、SSは1/1600が目安
 ・露出補正0で、山バック-0.3~-1.0、空バックで +1(晴天)~+3(曇り)になる
  よう山と空に向けて露出計を見ながら、絞りとSSを調整するのが基本。
  後は撮影中に明るさが変わるたび撮影して、モニター画像を確認し設定変更を 
  繰り返している。
 ・AF-C72点とグループエリアを周囲の状況によって使い分けている。
 ・VR 三脚使用はOFFで手持ちはON
最近、ISO感度を下げ、SSを遅くすることを考えている。
    

●2008年   撮影日数:5日
 初撮影の年、機材はD300と300mf2.8+2.0TCの900㎜での撮影。モードA、ISOオート、マルチパターン測光の露出補正-1、AF-C51点、VR・ONでの撮影だった。その後、デジスコを持ち込み、一眼よりは大きく撮れて良かったが、飛びものを狙えず止める。
もっと綺麗に撮るには大砲しか無いと思い、年をとっても使うことを念頭に重量を考えて、500mmf4の取り寄せを依頼したが、このシーズンは間に合わず。

初撮影の日1月6日
初めて撮れた感動の日、どんな鳥でも狙って行って初撮影成功となると嬉しい。  
01080106

北帰前の撮影
風で木が大きく揺れ、AF-C以外MFにAF-Sを試したが、この時はAF-Sが一番良かったので、その後もフォーカスし難い条件では使ったが・・・・。
雪のちらつく中待っていると北に飛び、どんどん上昇して鉛色の雲の中に消えたので北帰したと思ったが、帰ってからその日の野鳥センターの情報を見ると、この日は帰ってきよった。北帰したのは数日後。
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●2008-09年   撮影日数:7日
カメラの設定は、AF以外は08年前半に同じ、AFはC1点かSを条件によって変えた。レンズは500㎜f4に1.4TC、TC装着で画像落ちは仕方無いと思いながら、オオワシの距離が遠かったので少しでも大きく撮りたかった。

松の木に入られるとAF-CではピントがあったりボケたりでAF-Sで撮る。屈んだ瞬間にシャッターを押し、そのままの連写では当たり前だがピント合わず。AF-Sは一発勝負、連写では使えない。MFでのマグレ撮影の手もあったが、遠すぎてピントを合わせられず。
03081207

AF-C1点での飛びもの撮影も大半がボケボケ、十分追えていなかった。VR・OFFだが、この頃はVRのON/OFF、どちらが良いのかよく分からず。画像が悪すぎたからで、三脚使用時はOFFが良いとハッキリ分かったのは、今から3年ほど前かな?
また、晴れた日が良いと思っていたが、最近は晴れた日より薄日の曇りが良いと思っている。
04081228

 
●2009-10年   撮影日数:6日
 この頃は基本TC使用で、フルサイズ機のD3ではそれなりに撮れたが、APS-C機のD300ではボケ画像ばかり。シャキッと撮れずで、何でかなと首をかしげていた。

オオバン掴んでの飛翔、獲物を掴んでいれば何でも良かったが、今は魚を持って帰るのを期待している。
D3で1.7TC使用、AF-C1点、VR・ON
05091126

D300で距離が近かったのでTCを外しての撮影だったがパっとせず。三脚使用でVR・ONにしていたのが原因だったかも知れない。
06100130

  

●2010-11年  撮影日数:6日
D7000を多用したが画像はシャキッとせずで、D7000は遠いとこんなものかと思う。

比較的近い飛翔  1.4TC使用、VR・OFF
07101127

D7000に300mmf2.8+TC20、モードMで露出補正無し、スポット測光
モードMのスポット測光でオオワシに露出を合わせておけば、山バックから空抜けまで露出を変更せずに追えると、人から教えてもらい使用するようになった。曇り空なら良いが、影から日差しの有る場所に出てくる場合や反対では、オオワシ自体の明るさが変わるので上手くいかないケースがあるが、RAWで撮っているのでソフト修正出来る範囲に収まっている。
モードAでの撮影は、山バックと空抜けで露出補正を変えていたので忙しかった。
08101219

 

●2011-12年  撮影日数:2日
D7000を主に使うようになり、画像数アップでトリミングによる拡大が出来るようになり、TCはよほど遠くない限り使わなくなった。

この時点では、最高の魚掴んでの飛翔画像、連写したが歩留まりが悪く、モジャモジャ画像連発、三脚使用でVR・ONにしていたためだろう。
09111229

漁の瞬間を狙うようになり、湖岸で時々待ったが、場所はセンター前に漁港、歩くのでレンズは少し軽量の300㎜f2.8+2.0TCを使用した。センター前で待てば漁港西側、漁港で待てばセンター前が多かったような。
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●2012-13年   撮影日数:12日
この頃に、カメラ設定をある程度確立したが、レンズのVR・ON/OFFだけは併用していた。

センターの前に止まっていたので、とことん粘り夕焼けバックに飛ぶところを撮影。今年はセンター方向に飛ぶのは見ていない。
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北帰の飛び立ちを狙った。
名残の旋回は無く、飛び立ってそのまま一直線で上昇もせず山を越えて行ったのでガッカリ。D800Eで、離れた場所にセットしたのでTC使用、9時40分頃で日差しも悪くボケボケ。遠い猛禽では、日差しに空気の状態を考えないとボケると理解したのはこの頃。
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●2013-14年   撮影日数:15日
軽量レンズ手持で終日撮るようになったシーズン。それまでにも撮っていたが、500㎜f4との併用で試しに止まりものを撮っていた程度だった。レンズはリニューアル版の80-400㎜だったが、TCが使えるようになったので思い切って手持ちのみで行ったが、近いと問題無く、遠くてもそれなりに撮れたので、手持ち撮影に自信を持った。TCを使用しても、元々の解像が悪いためか、それほど気にならなかったが暗くなるのが問題。

紅葉バックの手持ち撮影
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低い場所で魚を食べている時にカラスに追われ前に飛んで来た。連写したが最後は頭上、この後の画像も手持撮影だったので撮れたが、三脚では撮れない角度だった。
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●2014-15年   撮影日数:16日
オオワシ撮影の腕は、大砲に三脚使用も手持ちも自分としてはそこそこ確立したと思うシーズン。ミサゴ、チュウヒ、イヌワシなどで応用出来ている。
ただの飛翔も連写していると、たまに面白い仕草が撮れる。
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この画像が一番気に行っているが、元データをPCトラブルで消失したのが残念。
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●2015-16年  撮影日数:16日
 一眼では、500㎜f4、80-400㎜、300㎜f4+TC14Ⅲと17Ⅱ、V3と1用70-300㎜と所有機材をフルに使ったが、手持ちで行った回数の方が多いかも知れない。

紅葉バックの飛翔、毎年飛来してから12月半ば頃までが紅葉バックが撮れるので一番の楽しみ。
17151209

このシーズンのラストは、D800Eと新しく購入した600㎜f4で撮影したが、画像がかなり良くなりシャキッと撮れるようになった。
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●2016-17年  撮影日数:目下13日
カメラにD5とD500を追加し、AFの進歩で写りが良くなり歩留まりがかなり良くなった。特に連写の歩留まりは、これまでのカメラからかなり進歩している。
今のところ8勝5敗だが、8勝の中身が濃く運が良い。これで、漁の瞬間を150mぐらいの距離で撮れれば言うことないのだが、冬場は北寄りの風が多いので、風向きを考えて湖岸で待つ必要があると思っている。北寄りの風なら後ろ向きになるような?

以下の画像は、2枚目を除きD500と300mmf4+TC14Ⅲの手持ち撮影画像。

湖岸での撮影で、アッと驚くシーンを連写出来た。手持ちでも距離が近ければ、大砲と遜色なく十分な画像が得られる。
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せいぜい12月半ば頃までしか撮れない紅葉バックも撮れて良かった。600㎜f4
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今シーズン狙いの漁の瞬間も連写しているが、遠すぎてもう一踏ん張りせねばならない。湖岸で待つのは、麓で待つより退屈で根気が必要。南よりの風の日が狙い目だが、冬場はあまり無いだろうな?
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もう一つの狙いのSS1/100での流し撮りは、この画像が限度で無理かも。もう一度チャレンジだけはしてみるつもりだが、良いシーンを撮り逃がす可能性もあるので止めた方が良いかも知れない。
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