今日も天気が悪い
今年の梅雨、京都では鬱陶しい日が多いが雨は少ないように思う。集中豪雨の地方もあるが、全国的に均等に雨が降って欲しい。毎年、祇園祭(今の前祭り)あたりで梅雨が終わっているが、今年は来週の後祭りまで続くのかな、雨が降れば多少涼しいと思うが曇り空や中途半端な小雨では蒸し暑くてたまらない。
最近、外へ出ている時間が短く、家では昔の画像を色々チェックしている。ロクヨンの使用がチュウヒがダメで4月後半から極端に減った。ケースに乾燥剤を入れて保管しているが、カビが生えるのと違うかと多少気になる。時々、湿度計を入れてチェックしているが、今日見ると65%になっており、部屋の中と大して変わらずでホンマに乾燥剤の効果があるのか疑問に思う。80%以上にならない限り短期間なら大丈夫と思うが、まあ天気の良い日に持ち出して使う必要が有るとは思っている。
ロクヨンは、猛禽にアカショウビンなどの暗い森の遠征用に購入したが、最近オオワシにチュウヒ以外の猛禽にはあまり行かず、遠征も行くことがなくなった。冬場のオオワシは、腰を痛めたこともあり昨年買った500mmf5.6を使う回数が増え、期待していたチュウヒも4月半ばで終わったので様子見だけに終わる。地元で使えれば良いのだが、ハヤブサは見る機会が少なく大砲を構えて待つ気にならず、カワセミも姿を見るのは稀で探して歩くことがほとんどの状況で出番なし。下流と最下流のポイントでコンスタントに見られれば地下鉄の駅から近いので良いが、他の場所は駅から離れておりコインパーキングを使用するしかない。地下鉄往復の運賃を考えれば、コインパーキングを使用するのも良いかも知れないが、出が悪すぎるのでハヤブサ同様待つきがせず歩いている。ササゴイの出はカワセミ比べればマシだが、芸が少なく長時間撮影する気が無いので手持が良い。何処か使用場所を考えねばならないが、ミサゴ、イヌワシ、クマタカしか頭に浮かばず。ミサゴは暑さとの根競べ、イヌワシ、クマタカは退屈・・・。
以前のゴーヨンも同様だったかな、カメラの性能と軽量レンズの解像が良くなったので、大砲はここ一番の時しか使用しなくなった。撮影距離が30m以下なら軽量機材手持ちの方が追いやすく、50~150mぐらいに価値が有り200mを超えると何を使っても綺麗に撮れない。
これまでロクヨンで狙って撮影した鳥を掲載
見かける鳥は何でも撮っているので撮った種類は多いが、狙う鳥の種類は少ない。
●湖北のオオワシ
山から琵琶湖を往復、山の前の比較的低い高度を旋回、山の低い場所に止まることもあるので、軽量機材の手持でも十分撮れることがある。山からの飛び出しや湖岸で漁の瞬間を狙うならロクヨン、漁の瞬間はロクヨンでも足らず証拠写真に終わることが多い。
ロクヨン購入後初めて撮ったのがオオワシ、旧ゴーヨンに比べ画像のシャキット感とAFの追従の良さの違いに驚いた。今は慣れてしまったのでどうこうは感じない。撮影機材以外にも画像を見るモニターの解像も影響するかな。
●琵琶湖のチュウヒ
餌渡し狙いなら距離が遠いことが多くロクヨン、飛翔だけなら近くを飛ぶこともあるので手持でも十分だろう。ただ、時期的に陽炎の影響が大きいので解像の良いレンズでないと綺麗に撮るのは苦しい。少し距離があると晴れの日はボケ画像を連発する。
●伊吹山のイヌワシ
これはロクヨン+TCしかないと思うが、証拠写真なら手持機材でも撮れる。ドライブウエイの料金や撮影チャンスの少なさから、手持では行く気がしない。
●北の海のミサゴ
手持機材でも撮れるが(何度か撮っている)、綺麗に撮ろうと思えばロクヨンが無難。行きたいと思うが潮風で機材がべたつくのが問題、日陰が無いので夏場は避けている。
●滋賀のお山のクマタカ
ロクヨン+TCでも遠かった。近くで撮れることもあるそうだが通わな無理だろう。
●地元のハヤブサ
下に下りてくれば手持でもそれなりに撮れる。角度が急なので手持が良い。ロクヨンで撮った時は、近くを飛ばれるとスピードが速く振り遅れた。
●淀川のチョウゲンボウ
撮影距離が近いので手持ちで十分、ロクヨンでも撮っておこうと思い何度か撮った。
●淀川河川敷のコミミズク
ロクヨンで撮るような鳥では無い。一度だけ試しに持って行ったが軽量機材手持ちの方が、動きに合わせて撮り易かった。
●地元のカワセミ
購入当初に何度か使用、対岸は良かったがこちら側に止まられると距離が近いので機材を振り難かった。寺は駐車場が有り、撮影も定点撮影に近いので良いが、ロクヨンでは2,3度行ったのみかな。よく止まった撮影に良い木が枯れてなくなってからは、暗い場所にしか止まらなかったので行っていない。
●奈良のアリスイ
軽量機材手持ちで十分だが、滅多に行かない鳥だったので使用した。
●湖北のカンムリカイツブリ親子
チュウヒ撮影の帰りに遠回りで行ったので、ロクヨンを使用したが撮り難かった。この鳥狙いだけで行くときは手持撮影。
●滋賀のお山のブッポウソウ
1回切りの勝負と思ったのでロクヨンを持って行った。飛び出し狙いだったので軽量機材でも三脚が必要。
●滋賀のお山のサンコウチョウ
山の暗い森の中、綺麗に撮ろうとロクヨンを持って行った。近場の山などでは手持で撮っているが、撮れる場所はどこも暗いので綺麗に撮ろうと思えば手持では無理だろう。
●東の海のミヤコドリ
年に一度行くかどうかの遠征だったのででクヨンを持って行ったが、日差しの関係であまり綺麗に撮れず。
●滋賀のお山で渡りの猛禽
ここ2,3年は年に一度行っているが、あまり飛ばずで昼過ぎまで逆光になり距離も遠いので、良い画像は撮れていない。渡りの猛禽はロクヨンしかないだろう。昨年は手持だったかな?
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